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ボチボチでんなぁ [原型製作的日常]

昔、大阪の問屋街へ出張った際。
あっちでも、こっちでも耳にした『ボチボチでんなぁ』。
私にとっての今年は、まさに『ボチボチ』でした。

して、何がどう『ボチボチ』だったのか?。
原型仕事の流れが悪かったんです。
いろんなお話をいただいて、手を動かしたんですけれど。
途中で企画倒れとか。
納品したけど、その後どうなったのか解らないとか。
予定外の改修に対処したため、別件の作業が重なり進捗が大いに鈍ったとか。
お話をいただいていた制作に備えて予定を空けておいたら企画倒れとか。
大変、流れが悪かったです。

依頼を受けてモノを造る仕事ですので、私以外の事情はしょうがねぇんですが。
私の事情に起因する部分は、改善せねばなりません。
スケジュールどおりに作業を進められるよう、もそっと作業速度を向上させたいですね。

では、なぜに遅いのか?
やはり考え込んでしまうのが、最も大きな要因でしょうか。
考え込む引き金となるのは『設定資料の曖昧さ』。
資料が無い資料に矛盾がある部分はどうすりゃいいの?と考え込みます。

平面世界に描かれたキャラクタなどを立体化するので、矛盾はつきもの
平面上見えない部分は、資料が存在しないのもよくある話
しかし、立体では矛盾を放置できませんし、平面では見えない部分も、立体では見えてしまいます。
なんとかせねばなりません。
そこで『どうすりゃいいの?』と考え込みます。

その辺りは版権者さんからデザインが出てくるんじゃないの?と期待しますが、まず出てこないですね。
矛盾や不明箇所の多くは、原型制作者がデザインして整えねばなりません。

とはいえ、こちとらデザイナーじゃねぇんで、どう整えるべきか悩みます。
考えに考えて整えた結果でも、版権者さんやメーカー担当者さんが『それ違う』と言うなら『違う』ってことになります。
資料が無いのに『違う』って何基準なんですか?と、実に不可解な話ですが違うものは違うんです。

つまり、求められるのは工作技術や造形経験云々ではなく、デザインセンスですね。
あるいは『不明なんだから適当に造っちゃえ、資料が無ぇもんはしょうがねぇじゃねぇか、はっはぁん♪』といった、思い切りの良い適当さです。

てことは、デザインセンスの乏しさと、思い切りの良い適当さが足りないがゆえに、考え込んで作業が進まないってことですね。
そこんところを改善すれば、作業速度が大幅向上……しそうな気がします。

とまぁ仕事の流れは悪かったんですが。
その他の面では思いがけぬ展開があり、総合すると『ボチボチでんなぁ』。

さて、皆さんにとっての今年は、どのような1年だったでしょうか?
大震災をはじめとして、様々な事件/事故が起きましたからね。
多くの方が『退屈だろうがなんだろうが、変わらぬ日常に身を置くことができる幸せ』を、改めて知った1年だったのではないでしょうか。
こうして『今年は…』などと振り返ることができるのも、幸せってことです

そんな幸せを『ささやか』と評するか、『過ぎたる』と評するか、そこは人それぞれでしょうけど。
私にとっては、過ぎたるものです。


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